保健師の仕事は、人々が健康な生活を送れるようにアドバイスすることです。
直接的に怪我や病気の治療に関わるわけでなく、怪我や病気をしないように予防するのが任務となります。
そのため、保健師としての知識やノウハウを、上手に人々に伝えられることが大切です。
保健師に向いているのは、コミュニケーション能力に長けた人といえるでしょう。
どんな人にも明るく話しかけることができ、専門的なアドバイスもわかりやすく伝えられる人が適しています。
そして、保健師は検診などの相談にのることも多いため、子供好きの人にも向いています。
子供好きの人は自然と優しい態度で接することができるので、子供も親御さんも緊張せずに相談することができます。
何でも相談できる雰囲気が、予防治療の向上へと繋がります。
また、子供好きの人の方が、小さなサインにも気づきやすく、子供の病気や怪我などを早く察知できるでしょう。
そのほか、対面的に明るいだけでなく、コツコツと地道な作業を続けられる人が保健師に向いています。
保健師の仕事は、どれだけ頑張ってもすぐに成果が出る仕事ではありません。
今頑張っていることが花開くのは、数年後ということもざらにあります。
しかし、諦めずに人々に健康的な生活を送るためのアドバイスをすることで、地域全体の予防医療を向上させることができます。
これまでのデータを分析し、問題点を見つけて解決策を考えるなど、地道な努力が求められる仕事といえるでしょう。
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